日常の景色に

今日の名古屋市緑区は清々しい秋晴れが広がる平日でした。
気付けば地元・緑区有松は、最大行事の有松天満社秋季大祭(有松山車まつり)から1週間が過ぎ、10日には73日間開催された国際芸術祭も大盛況のうちに閉幕し、日常の景色に戻っていました。

いつもの景色も穏やかで大好きなのですが、訪れる人々で賑わう景色も好きだったなぁ。

ちょっとだけ、余韻に浸りながら、保育所からの帰路の有松東海道をゆったりと歩いてみました。
気付けばこんなに空が高くなっていたんですねぇ。

そりゃそうですもんね、間もなく10月も中旬に差し掛かるんですもの。

改めて地元・緑区有松の空を見上げると・・・絞りの町なだけあって、藍染めのような空色ですよね。

先人たちが残してくれた絞りの技術や、絞り屋さんたちの数々のご功績により繁栄してきた町並みと祭り文化・・・すべてがこの有松東海道の中で今も昔も変わらずに営まれ続けている・・・。

こうして、今年度は様々な制限下にありがながらも、有松絞りまつりの開催を筆頭に、色々な行事を開催し、季節を紡ぎ、少しずつ「有松」に流れる本来の季節や時間の流れが動き出したような気がします。

秋は色々物思いに耽る季節ですね。
若い頃はピンと来なかったけれど・・・こういう秋の過ごしたかも良いものですね。