今日の名古屋市緑区は終日過ごしやすい1日でした。
昨日の夜もエアコンなしで過ごせましたし、今朝も保育所への通勤中、涼やかに快適に向かう事が出来ました。
さて、今日の保育士仲間同士の会話で、「実は全国区じゃないんだよ」という地元文化についての会話がありました。
よく言われるのが「放課」のお話。
私の住む愛知県では授業と授業の合間の休み時間の事を「放課」と言います。
でも、全国区では「休み時間」と言うそうです。
あとは・・・「すのこ」
これについては、恐らく名古屋エリアを中心とした地域になると思うのですが、「ザラ板」と呼んでいます。
言い回しのほかに、食文化も愛知県独特のものや、尾張エリアと三河エリアで異なる食文化などもあるのですが(それこそ、桃の節句の”おこしもん”と”いがまんじゅう”)、今日知ったのが、「酢味噌素麺」・・・初めて聞きました。
実は愛知県の郷土料理なのだとか。
酢味噌は酢味噌でも、黄色いからし酢味噌ではなく、赤味噌をにみりんやお酒、酢、砂糖を加えたもの。
水で締めた素麺に絡めて、最後にごまをぱらりとまぶしていただくようです。
聞いた感じだと、「盛岡じゃじゃ麺」みたいな感じですかね?
なんだか美味しそう💕
という事で、早速帰宅後、作ってみました。
家にあるものであっという間に作れちゃう。
これが郷土料理の素敵なところ♬
私は、薬味ものせてみました。
いざ実食♬
うん!美味しい!
ちょっと酸味のある盛岡じゃじゃ麺の肉抜きバージョンと言えばわかりやすいですか?
酢味噌は赤味噌を使っているので、コクがあって食べやすいです。
きっと、夏バテした体に、少しでも栄養を入れる為の工夫だったのでしょうか?
色々調べていたら、な、なんと、農林水産省のHPに紹介されていました♪(ページはコチラ)
なるほど・・・愛知は味噌文化に加え、半田では醸造業が盛んで、近くの碧南や安城で素麺が食されていた事もあり、生まれた食文化なんですねぇ。
普通に食べるよりは、発酵パワーやアミノ酸も豊富でしょうから、良いかも♪
これ思いついた人、凄い!
今日会話したメンバーは教えてくれた人を含めて5名で、生粋の愛知県民/幼少期から愛知県で過ごしているメンバーだったのですが、
知らない・・・2名
知っている・・・1名
知っているが、中学校の友人から聞いたくらい・・・1名
そういえば昔食べた事あったような・・・1名
私のように、親が九州人で食文化がなかったり、居住エリアも他所から引っ越してきた人が多いなど、生活環境の違いもあるかも知れませんが、これは郷土料理の絶滅危惧種になりつつあるかも!?
美味しいし、家にある食材で作れるので、普及せねば!