東海地方も梅雨入り

私の住む東海地方も、いよいよ今日から梅雨入り。
今週の名古屋市緑区は、雨天の続く日になりそうです。

今日は保育所からの帰りに夕飯の買い出しに地元のスーパーへ寄ったところ、火曜特売だったのもあり、南高梅が大変お値打ちでゲットする事が出来ました。

この夏を無事に越えられるよう(毎年何かしら夏バテをするので)、暑さ対策に梅シロップを漬けるのが我が家のこの時期の恒例行事。
子供の頃から実家の母親がよく梅シロップを漬けていたというのもあり、私も何となく「6月の光景といえば梅仕事」の光景なんですよね(もちろん、有松絞りまつりの光景も、我が家にとって6月の大切な光景のひとつです)。

奇しくも、梅仕事をふと思い立った日が梅雨入りの日と重なったとは!
暦って、私たち日本人の遺伝子レベルで組み込まれているんだなぁ、と改めて感じました。

まだ科学が発達していない時代から、先人たちは季節の迎え方や過ごし方を暦から紐解き、生活していたのだけど・・・。
時を超えて科学が発達した現代でも、ちゃんとその指標を果たしていて、日本文化は改めて素晴らしいものなんだなぁ、と感じました。

さて、帰宅後、早速キッチンのシンクで梅仕事を☆
最初の工程は、袋から開け、梅の果実に傷を付けないよう細心の注意を払いながら、竹串でへたを取る事から♬
その後、流水で梅の果実を洗い流します。
梅の果実は少しの傷でも傷みが進んでしまうくらいデリケートなので、赤ちゃんの肌を扱うように優しく優しく洗います。

ひと粒ひと粒、清潔な布巾で優しく水気を取ってから乾かし、滅菌した保存瓶に氷砂糖と梅を交互に入れて熟成させるだけ。

一見、手間がかかるように見えますが、とても楽しい!
梅の果実を広げた瞬間、梅の豊かで甘くて優しい香りが広がるので、作業をしていて本当に楽しいのです。

今年も美しい梅シロップが出来ますように☆
これでまた、今月の楽しみがひとつ増えました。