節分祭、そして立春

暦の上では「春」なのですが・・・今日の名古屋市緑区は、時折雪がちらつく1日でしたね。
あまりにもの寒さで、帰宅後、温浴効果のある入浴剤を入れたお風呂でゆったり目のバスタイムを堪能しておりました^^;

「立春」である今日の前日は「季節と季節の分け目」意味する「節分」でした。
今年は月と太陽の周期の関係で「2月2日が節分」で「2月3日が立春」・・・なんだか不思議な感覚なのですが、今後も月と太陽の周期の関係で「2月2日が節分」となる年はそう珍しくなくなるのだとか。

今年もご縁を頂きまして、節分の日である昨日は、緑区鳴海町にある「成海神社」さんの「節分祭」へ伺う事が出来ました。

無事に毎日を過ごせている事、日々を迎えれている事に感謝申し上げ、1年間の無病息災を祈願しました。

お詣りの際、昨年の「節分祭」でいただいた厄除け破魔矢や祈願だるまさん等を納める為に境内を歩いていたのですが、前年の祈願だるまさんを納める「だるま塚」が綺麗に整備されていました。
参拝者の方々が納めていった祈願だるまさんたちがずらりと並ぶ景色は圧巻!

また、今年はお仕事を終えてから向かったので、夕方に伺ったのですが、赤ちゃんや保育園くらいのお子さんを連れての家族参拝も見受けられました。

暦や季節はどなたにとっても平等に訪れるものであり、春は物事の始まりの季節です。
この春から新生活を迎える方々、新たな取り組みを始める方々、節目を迎える方々等々・・・全ての方々が良い春を迎え、実りある1年になりますように✨

さて・・・「立春」を迎え、暦の上では「春」ではあるのですが、まだまだ寒い日は続きますので、どなた様も暖かくお過ごし下さいね♪

七草の日

今日の名古屋市緑区は冷たい風が吹き荒れる1日でしたね。
天気予報の話ですと、今週末は寒波が直撃するのだとか・・・・><

今週末と言えば、成人式があったり、折角の三連休でもあるのですが・・・なんだか今年はいつもと違う過ごし方になりそうです。
せめてハレの日を迎えられる新成人の皆さんにとって良い門出を迎えられる1日であって欲しいです。

さて、今日は「七草の日」・・・節句用語では「人日(じんじつ)の節句」とも云います。
1年を無病息災に過ごせるよう願いを込められた七草粥には、お正月料理を沢山食べた胃腸を優しく労わる効能もあるのだとか。

子供の頃から1月7日になると出てくる七草粥・・・実は七草は言えても、その効能や御利益とはどのようなものなのでしょうか・・・?
ふと気になったので調べてみました。

セリ    ・・・競り勝つ(消化促進・あかぎれ予防)
ナズナ   ・・・撫でて穢れを除く(視力回復・利尿作用)
ゴギョウ  ・・・仏様の体(風邪の諸症状の緩和)
ハコベラ  ・・・繁栄がはこびる(消化促進・心の安定効果)
ホトケノザ ・・・仏様の安座(歯痛緩和・肝臓回復効果)
スズナ   ・・・神様を呼ぶ鈴(消化促進・しもやけ予防)
スズシロ  ・・・穢れのない純白(食欲増進・消化促進・咳止め)

うーん、お正月休みに飲み食いして疲れた胃腸を優しくケアする食材たち✨
そして、色々調べてみると、七草粥にも色々変化が。

私の子供の頃は「お粥一択」だったのですが、最近は食べやすいように中華仕立てやお茶漬けや、サラダまで考案されているんですね。

私の旦那さんはお粥が苦手な人なので・・・T_T(そんな私も保育園から小学校の頃は苦手でした)
けれど、2021年も無病息災で過ごして欲しいので、今年はお茶漬け風にして食べて貰いました^^
七草粥も食べた事だし、残るお正月行事は鏡開きとどんどですね☆

私の地元・緑区有松では氏神・有松天満社にて毎年1月14日に旧正月行事の左義長(どんど)が午前中に執り行われます。
旧年の御神札やお正月飾りをお焚き上げしてその1年の無病息災を祈願します。
また、どんどの火で鏡餅を焼いたり、灰を持ち帰ったり、煙を浴びるとその1年を無病息災で過ごせるとも云われていて、毎年ご町内の方々が足を運び、お過ごしになります。

今年は1月14日の木曜日に執り行われます。
日付固定の行事の為、その年によっては平日での執り行いにはなりますが、ご都合よろしければ、お正月飾り等ご持参の上ご参加下さいね♪

また左義長当日のご参加が難しいお方もご安心下さい。
左義長当日までに、有松天満社境内にある古札所へ旧年の御神札やお正月飾りを納めて頂きますと、当日に総代さんたちが丁寧にどんどでお焚き上げして下さいますよ。
※但し、土鈴や陶器飾り、金目の飾りはどんどでお焚き上げ出来ないのでご注意下さいねm(_ _)m

元旦祭準備

朝から名古屋市は寒い1日となりましたね。
ここ数日、カイロと裏起毛のインナーを手放せなくなりました(苦笑)

今日は地元・緑区有松の氏神様である有松天満社の元旦祭の準備のお手伝いへ行って来ました。
お陰様で心配だった腰の調子もすっかり良くなり(とは言え、油断禁物)、今日は御神燈の取り付け、奉納幟旗のお取り替えのお手伝いをしてきました。

毎年12月下旬頃に行われる元旦祭準備では、新年をお迎えする為に、お社殿へ向かう石階段の御神燈を取り付けたり、奉納幟旗を新しいものにお取り替えしたり、元旦祭の前準備を着々と進めています。

何度見ても圧巻のこの光景・・・。地元・有松の伝統工芸品である奉納幟旗がずらりと並ぶ景色はこの地域ならではの光景です。

今は有松のパワースポットである事はもちろん、観光スポット・フォトスポットのひとつにもなっていて、この景色には後世に受け継ぎたい先人たちの想いや、絞り職人さんたちの想いが込められています。

そして、なんといっても、地元の方々にとっての想い出の場所なんですよね。

子供の頃にはお祭りの縁日を目指して友達と遊びに行ったり、受験や進学等、人生の節目を迎えればお詣りをしたり・・・私も結婚を契機に有松に住み、ご縁賜って地域のお手伝いをさせて頂き、「有松の人間」としてはまだまだ日が浅いのですが、心のよりどころに感じます。

2020年は激動の1年となりましたが、世の中全体が大変な状況でも、地元の方々の助け合いの心で何度私も元気付けられた事か・・・この地域の人々の繋がりって凄いなぁ、と感じる1年となりました。

さて、あと11日で新年をお迎えする訳ですが・・・その前に、子供たちにとってはお待ちかねのクリスマスがやって来ますね♪
今年は鬼滅の刃グッズがダントツなのでしょうか。

二児の母でもある保育士仲間の友人が頭を抱えていたのを思い出しましたが・・・。
お子さんのご所望は「本物の日輪刀」だそうで・・・^^;
うーん、そういえば、昔、似たようなエピソードあったような・・・^^;