秋まつり

朝夕と肌寒く、日中は暑い1日となりました。
今日の名古屋市緑区は見事な快晴☆

この天気、先日の日曜日だったら良かったのに・・・と若干むすくれながら空を眺めておりました。

・・・というのも、10月4日は私の地元・緑区有松では「有松天満社秋季大祭」がとり行われていたからです。
今年は山車曳き行事は中止となり、神事のみとり行われていたのですが、様々なメディア媒体が「日本遺産のまち有松」として取り上げて下さったり、有松日本遺産チームの人たちが町並みでイベントを開催して盛り上げて下さったおかげで、いつもの秋よりは静かながらも、賑やかな祭礼日を迎える事が出来ました。

大幅に規模を縮小しての祭礼内容だったので、地元の子供たちが楽しみにしている露店も今年は行われず・・・><
けれど、山車関係者さんの粋なはからいで、山車庫が開門され、格納された状態ではありますが、お祭り気分を満喫する事が出来ました。

今年は神様を乗せた梵天が町内を練り歩き、天満社へお帰りになるという神事のみのとり行いでしたが、とても厳かで、「お祭りとは何か?」を考えさせていただく秋まつりとなりました。

実は、神様を乗せた梵天は通常の秋まつりでも、常に山車の先頭を練っていらっしゃるんですって(◎_◎;)
さらに・・・有松の祭礼史は何度も変革を経て現在の山車まつりの形態になっているそうなのですが、梵天を先頭に練る様子は、恐らく有松の祭礼史の初期から変わらず受け継がれてきたものなのだそうです。

地元の方々に大切に育まれてきた秋まつり・・・これからも若い世代や子供たちへと末永く継承されますように・・・そんな事を思いながら過ごしていました。