節分

今日は「節分の日」・・・名古屋市緑区鳴海町にある成海神社さんの「節分祭」へ伺っておりました。

「節分」と言えば、子供の頃に

鬼は外!福は内!

と言いながら豆撒きをしたり、年齢(実際は数え年)の数だけ豆を食べたり、その年の恵方を向いて恵方巻を食べて過ごした想い出があります。

恵方巻といえば・・・

私の小さい頃の恵方巻は「太巻き」だけだったのですが、最近の恵方巻は新鮮なお刺身が沢山入った「海鮮太巻き」や子供に大人気の「サラダ巻き」や「エビフライ巻き」、そしてシルエットつながりでロールケーキなどの「スイーツ恵方巻」等、多種多様な恵方巻が増えております。

さて、話を成海神社さんの「節分祭」に戻しまして・・・。

節分は立春の前日、すなわち「季け目」から由来しており、季節の分け目には邪念(鬼)が生じる為、その邪念を追い祓う為の行事が各地で行われている「節分祭」や「節分会」等と呼ばれているものなのだそうです。

主に、厄祓い(追儺)の御祈祷を受け、豆撒き奉仕をする事で厄祓いとしているそうです。

本日お伺いした成海神社さんでは、追儺祈祷・豆撒きが行われ、おさがりとして厄除けの神符や節分だるま付きの破魔矢、玄関から厄が入らないようにお守りする御神札、祈願だるまや追儺豆を授かりました。

節分だるま付きの破魔矢のデザインがとても印象的で驚きました。

授かった当初は、だるまの絵馬のお腹部分に「厄」の字がついていたのですが、指で押し出して、「厄」の字を神社の所定箇所に納めて「厄落とし」として、そのまま1年間自宅でお祀りするという破魔矢になっているのです。

保育園の頃は「豆撒きをする”イベント”」のように感じて過ごしていたのですが、本来「節分」は古くから伝わる「1年の無病息災を祈願する大切な”行事”」だったんですね。

さて、「節分」の過ごし方は、「お正月のお雑煮」のように、地域によって様々な過ごし方があるそうで、私が小さい頃に通っていた保育園では「柊」と「鰯の干物」を作って帰って、自宅の玄関に飾っていた記憶があります。

柊も鰯も、鬼にとってとても大嫌いなもので、柊は鬼の目を潰すから、鰯は鰯を焼く匂いが邪気を祓うからと教わっていました。

地域によっては、何かを唱えながら鰯を焼いたり、雪国では豆ではなく落花生を撒いたりと、その土地ならでは「節分」の過ごし方や風習があるそうです。

さぁ、明日はいよいよ立春。
節分祭でしっかり厄も祓いましたので、気持ち新たに1年を過ごしていきたいと思います。

今月も地元・名古屋市緑区を中心に、地域愛を発信していきたいと思いますので、よろしくお願いいたします^^