絞りの町のお雛様

今日の名古屋市緑区の日中の気温は16℃、3月下旬並みの気温を記録しました。
日中は暖かかったのですが、夜になると風も出てきて冷え込みを感じるようになりました。

1日の中で「春」を感じたり、「冬」に舞い戻ったりと気温の変化に対応するのが大変な週末を迎えました。

さて、今日はお仕事からの帰り道、地元・緑区有松の旧東海道を歩いていたら、有松郵便局さんの軒下で可愛らしい光景が広がっていました。

子供の頃、3月になると飾って貰った桃の節句のお人形・・・そう、お雛様たちが、賑やかな装いで展示されているではないですか!!

2月22日から3月22日の1か月間、旧東海道沿いで開催される「春のありまつ福よせさんぽ道」の準備が行われていたようです。
地元・名古屋短期大学の学生さんによる「福よせ雛」の作品が先行展示されていて、今年も若者たちの感性がキラッと光る「福よせ雛さん」たちが有松郵便局さんの軒下に華を添えていました。

初めて「福よせ雛」をご覧になる方は「軒下に飾って大丈夫なの?」と色々心配なさる事と思います。

ご安心を。
コチラの「福よせ雛さん」は、各家庭で「お雛様」としてのお役目を果たし、現在第2の人生を謳歌中なのです。
地域活性化を目的として「福よせ雛プロジェクト」という組織を中心に、有松はもちろん、郡上八幡や星が丘など25か所の会場で、訪れる方々に笑顔と幸せを振りまく大切なお役目を担っているのです。

保育園のお雛様会の時によく歌った「うれしいひなまつり」の歌詞にあるように「ふたりならんで すましがお」だったお雛様たちも、今は第2の人生を満喫しているようで、とてもお顔立ちが朗らかです。

さて、有松の「福よせ雛」イベントは2月22日からの開催なのですが、各地の「福よせ雛」イベントは2月1日から順次開催されるそうです。
「福よせ雛」の歴史や各地のイベント情報は「福よせ雛プロジェクト公式ホームページ」にて公開されておりますので、是非、春のスケジュールのご参考になさって下さいね。