空の色

週の真ん中は残暑再来でしたが、ここ数日は比較的過ごしやすい気候でした。
今日の名古屋市緑区は空高く、秋めいた青空で、まさに行楽日和でした。

地域のお子さんたちの秋のお楽しみ第一弾、運動会の季節が始まりましたね。
今日は近所の幼稚園で秋の運動会が行われていました。

今日は終日天気が良く、旧東海道を歩いていても、町並みと空とのコラボや旧家から生えている松と空とのコラボがまさに「SNS映え」の光景で、普段なら10分弱の道のりが今日は30分かかってしまいました。

徐々に空が高くなって、深みを増した青空になり、有松の歴史で彩られた古い町並みや有松の歴史を知る松のシルエットが綺麗に映える季節に移り変わってゆきます。

朝は、少しだけひんやりした空気を、
お昼から午後の時間帯は絞り柄のような秋の空と古い町並みとの景観を、
夜は秋の虫たちの演奏会を聴きながら月明かりに照らされる景観を、

時間と共に、町並みの雰囲気が変化してゆくので、秋は最も大好きな季節です。

秋が深まり、11月の下旬になる頃には旧東海道の夜空に冬の星座たちによる天体ショーが始まったり、いよいよ空気が澄む12月頃になると帰宅時間によっては古い町並みのシルエットとオリオン座がコラボするという贅沢な帰宅絶景になります。

有松の町並みのシルエットと共に季節の星座が撮りたくて何度か撮影を試みているのですが、なかなか思うように撮れず・・・人間の肉眼がどれだけ万能なのかを思い知るここ数年です・・・。

さて、秋と言えば、有松の町並みも行事が盛り沢山です。

10月6日は有松天満社秋季大祭(有松山車まつり)
10月19日は有松ミチアカリ
11月9日・10日は晩秋の有松を楽しむ会

今年の有松ミチアカリで使われる竹あかりのデザインは、若手絞り職人・まり木綿さんによるものだそうですよ。
(どの行事も必見なのですが)有松ミチアカリについては一夜限りのイベントですので、必見です。