ご当地○○

今日、やっと録り貯めていた中京テレビさん放送の番組「ゴリ夢中」を観ました。

4週連続放送で、地元名古屋市緑区の「有松鳴海編」が放送され、行ってみたい場所や大好きな場所が番組内で特集されていました。

鳴海や有松出身のお子さんたちにおなじみの手作り遊具「ヤットコ」も特集されていて、大変懐かしくなりました。

「ヤットコ」とは竹馬のような遊具で、自分の身長に合わせて木材を切って組み立てて「My ヤットコ」を持っているお子さんもいたり、最近ではヤットコサッカーを開催したりと、ヤットコがご当地スポーツになりつつあります。

番組中では触れられていませんでしたが、このエリアならではの文化で、「猩々(しょうじょう)様」も地元のお子さんたちには欠かせない存在です。

同じ緑区でも、エリアによって服装や顔だちも異なっていたり、最近では見かけませんが、物凄いスピードで追いかけてくる猩々様がいたりと、個性豊かな神様です。

見た目は怖そうですが、実は、猩々様のうちわで優しくポンポンと叩いて貰うと、無病息災の御利益があるとされていて、赤ちゃんからお爺さん、お婆さんまで、地域の方々に愛されている神様でもあります。

有松や鳴海のエリアですと、有松天満社さんや鳴海八幡宮さんで10月に開催される山車まつりの時にお見かけします。

最近ですと、6月に開催された「有松絞りまつり」にも猩々様がいらっしゃって、幼稚園や保育園くらいのお子さんたちがお父さんやお母さんに抱っこしてもらったり、付き添ってもらいながら、猩々様に優しくポンポンされていました。

更に、有松には猩々様の他に「天狗様」もいらっしゃって、天狗様と猩々様は有松天満社の守り神として地域の方々に愛されています。

歴史情緒溢れる旧東海道や、絞りの文化等、このエリアは魅力に溢れています。

今週末は3連休、少ししたら夏休みに入ります。
この機会に是非、緑区を散策してみてはいかがでしょうか。