旧正月

今週は各地で旧正月の行事が開催されましたね。
私の地元・名古屋市緑区有松も、昨日は各所でどんどが行われました。

どんどとは・・・地域によっては「左義長」「左義祭」「さぎっちょ」等、様々な呼び方があり、古くから伝わる日本の旧正月行事のひとつです。

元旦に年神様をお迎えし、お正月期間をお過ごしいただき、どんどの行事でもって天にお送りして一連のお正月行事は幕を閉じます。

どんどの日付は地域によって異なり(緑区内でも何か所かどんどを行っている地域がありますが日付が異なるエリアもあります)、私の住む有松では1月14日がどんどを行う日付として定められています。

当日は私の住む町内最寄りの東町秋葉神社前にて、東町秋葉講の方々による「左義祭」が朝7時半から行われていました。
当日は氏神・有松天満社でも行われているのですが、9時からの開催・・・今年は平日での開催だった為お伺い出来ず、今年は出勤前に東町秋葉神社前で行われている「左義祭」のみお伺いする事になりました。

昔は陽の昇る前から行っていたそうなのですが、時代と共にライフスタイルが変わり、今では7時半から行うようになったそうです。

どんどの煙を浴びたり、どんどで焼いたお餅を食べたり、どんどの灰を持ちかえれば「その年を無病息災で過ごせる」と云われています、。
当日も、参拝に訪れた皆さんはどんどの火で暖を取りながら無病息災を祈願し、談笑する等思い思いに過ごしていらっしゃいました。

ちょうどどんどが行われている時間は地域の小学生のお子さんたちの登校時刻。
地元のお子さんたちも「おはようございます!!」と元気な挨拶の声と共にどんどの煙を浴びながら登校していきました。

私も出勤前のほんの少しの時間ではありましたが、地元有松に古くから伝わる地域の伝統行事に触れて良い時間を過ごす事が出来ました。

当日はお仕事で有松天満社の「左義長」へは伺えなかったので、今日町の方々から聞いたお話なのですが・・・今年は幼稚園や保育園就園前のお子さんを連れたママさんたちも沢山天満社へ立ち寄られたそうで、大変賑わったそうです。

年々地元・緑区有松が活気付いて、少しずつ伝統行事が浸透していっているようで、とても嬉しいです。