尾張地区の秋の風物詩

今日は当初の天気予報から一転して曇りのお天気となりました。
今日は名古屋市緑区を飛び出して、東海市の横須賀町へ。

三連休の初日は高校時代の友人が参加している「尾張横須賀まつり」の試楽へ伺っておりました。
名古屋の山車まつりの要素と知多半島の山車まつりの要素が見事に融合した山車まつりで、見応えのある山車彫刻や観客を感動の渦に巻き込む「大どんてん(山車の回転)と紙ふぶき」が見所です。

最近では、地域のお子さんたちによる「お囃子コンクール」が注目を浴びていて、尾張横須賀に伝わる山車文化の継承者育成の場にもなっているそうです。

たしかに、お祭りの会場を観ていても、幼稚園や保育園くらいのお子さんが祭り装束に身を包んで山車の綱を引っ張って参加していたり、小学生くらいのお子さんたちが山車に乗ってお囃子を演奏していたりと、お子さんたちによるお祭りの参加率がとても高い気がします。

今日は試楽という事で、各町の山車は自町内を曳行して挨拶まわりがメインとなる日でした。
秋の横須賀の町並みを、地域のお子さんたちの笑い声や「ワッショイ」の掛け声等が高らかに響き、とても賑わっていました。

さて、いよいよ秋の山車まつりシーズンが本格的に始まります。
先週の三河エリアにある田原市の「田原まつり」を筆頭に愛知県の秋の山車まつりは始まっていきます。
尾張エリアは今日から2日間開催される「尾張横須賀まつり」が秋の山車まつりのトップバッターを飾ります。

明日は本楽の日を迎えます。
今年はお祭りの開催期間中に令和元年を祝して、横須賀地区の氏神・愛宕神社さんにて「山車まつり限定御朱印」を領布していらっしゃいます。
名鉄常滑線「尾張横須賀」駅を下車してすぐのエリアがお祭り会場となっておりますので、是非足を運ばれてみてはいかがでしょうか。

さて、三連休が明けたら、地元・有松もお祭りモード一色になります。
お囃子のお稽古が始まったり山車の飾り付けや、からくり人形の衣裳合わせ等、お祭り当日に向けて着々と準備が進んでゆきます。
夕方から各町の年行司(会所のような場所)の入り口に提灯が灯され、旧東海道はお囃子の音色に包まれます。

是非、「有松天満社秋季大祭(有松山車まつり)」も秋の週末のスケジュールに書き込んでおいてくださいね。