記念の手ぬぐい

今日の名古屋市緑区はどんより蒸し暑い朝で始まりました。
折角の土日だというのに、雨が降ったり止んだり・・・。
洗濯物も干せなければ買い出しへ行くタイミングも考えてしまう天候でした。

そんなすっきりしない空模様だったのですが、気分がウキウキする出来事がありました。
町でお世話になっているお方から素敵なプレゼントが☆

「ちょっとお渡ししたいものがあったので、ポストにお入れしました」
というメールを受信。

何だろうと、ポストを開けると・・・「開府400年大山車まつり」の記念の手ぬぐいが届けられていました。

遡る事今から約10年前・・・私が結婚して有松へ越してくる前の出来事なのですが、名古屋開府400年の記念事業で名古屋市内の13輌の山車が大集結するという行事に、緑区有松の3輌の山車も参加していたのです。

有松の3輌の山車が参加していた事は、町のお祭り関係者さんから何回かお聞きしていたり、図書館で当日の様子のDVDを借りて拝見していたり、記念の手ぬぐいがあった事は知っていたのですが・・・当時ご参加なさった関係者さんに配られた幻の手ぬぐい・・・まさか出逢えるとは思いませんでした✨

手ぬぐいには名古屋の中心でご活躍なさっている山車組の町紋たちと共に、有松の3輌の山車の町紋もずらりと並ぶという豪華な顔ぶれ✨

子供のようにキャッキャと喜んでしまいました(*´▽`*)

一生に一度あるかないかという記念大事業!
次の開府500年でもまた豪華な山車揃えがある事を願います✨

張り付く蒸し暑さ

秋雨前線の影響で、今日の名古屋市緑区は、朝から雨が降ったり止んだりを繰り返しています。
天候は今日からしばらく雨模様の為、布団は干せないし、お風呂マットは洗濯しても乾かないし(幸い何枚か予備のマットはあるのですが)、洗濯物も部屋干しになる為、おうちの中でも外でもジメジメと格闘の日になりそうです。

おまけに蒸し暑い為、ちょっとの移動もすぐに息苦しさを感じてしまう事も・・・今日は地元・緑区の有松郵便局さんから続く坂を登るだけでも息が上がってしまった為、「体力が落ちたのかな?」と落ち込んでしまいました。

連日の熱帯夜と、日中の蒸し暑さで、身体が若干疲労モードなのでしょうね・・・。

さて、今日は仕事帰りに東海道有松を通っていたら、秋を告げるポスターの掲示がありました。

毎年10月の第一日曜日に執り行われる「有松天満社秋季大祭(有松山車まつり)」のポスターが東海道でちらちらと。
社会情勢を鑑み、今年も山車運行は中止とし、関係者による神事を執り行うそうなのですが、天満社下広場での子供縁日やまちなみツアーも開催するそうです。

山車運行はありませんが、秋まつりの半月前の9月の3連休には、有松の山車まつりの魅力を堪能できる有松のまつり伝承展 ~絞りの町で育まれた山車まつり~も開催されるので、今年の秋は、祈る事はもちろん、有松で受け継がれているまつり文化を知る・観る秋になりそうですね。

今は我慢の時ですが、いつか明るく穏やかな未来が訪れた時、小さな赤ちゃんからお爺ちゃん・おばあちゃん・・・そのまた先輩方と、沢山の世代の方々が笑顔で秋祭りを迎える日が必ず来るはず!
その日を信じて、健康第一で過ごしましょう!

さ、ブログの末文になりましたが、いよいよ2021年も4分の3を走り抜けようとしています。
あっと言う間に月日が駆け抜けていくので、1日1日を大切に過ごしましょう☆
それでは今月もよろしくお願い致します✨

大人の科学

気が付けば週末を迎えていました。
今日の名古屋市緑区は晴れ間もあり、蒸し暑い1日となりました。

連日の雨で、靴も洗濯物もジメジメで、買い出しすら行くのも億劫になりかけておりましたが・・・天候が回復しているうちに買い出しは済ませておきたいので、夕方から近所のスーパーへ買い物へ行く事にしました。

食品コーナーへ向かう前に・・・数か月振りにふらりと専門店街にある本屋さんへ向かう事にしました。
ぐるーり店内を歩いていたら・・・ホビー雑誌コーナーで「大人の科学」を発見。

お祭り大好き人間にはたまらない、からくり人形の組み立てキット付き☆

「ミニ茶運び人形」

何年か前に発売した人気シリーズの復刻版として今回発売が決まったようです。

子供の頃から、オルゴールや時計の中の構造や、からくり人形が大好きで・・・。
恐らく、保育園くらいの時に、テレビでお茶のCMが流れた際に、茶はこび人形が登場する場面があって、興味を持ったのだと思います。

また、休日に両親に連れられて百貨店に行った際、待ち時間に時計コーナーのからくり時計を見て過ごしていて、子供心ながらに凄く面白かったのだと思います。

あれからウン十年!

今では山車まつりやからくり人形に関心があって、その世界にドップリなのですが・・・こうして自分で組み立てられるってワクワクしてしまいますね。
付録には紙製の衣裳が付いているようなのですが・・・折角絞りの町に住んでいるので、紙製の衣裳をベースに型紙を起こして、絞りの端切れでミニ茶運び人形の衣裳を作ってみようかな、と企んでおります。

あぁ、こういうマガジンが小学校の頃にあったら、きっと夏休みの自由研究は楽しかったのに(笑)

夏と言えば・・・

今日の名古屋市緑区の空は快晴!
天気予報では午後から雨が降るという予報が出ていましたが、そんな心配事は何処へやら・・・夏の太陽の光が降り注ぐ水曜日となりました。

今日は土用の丑の日!
お仕事後、鰻を買い求めて近所のスーパーへ寄りました。
鮮魚コーナーとお弁当コーナーは「土用の丑の日」「うなぎ」のPOPで赤一色✨
冷蔵ケースには立派な鰻がぎっしりと陳列していました。

我が家も大きめサイズの鰻を1尾(家族が大好物なのです)をお迎えし、副菜を数点購入していざレジへ・・・。

向かう途中、ちょっと懐かしいものを発見しました☆
容器こそ、素材は変わっていますが、子供の頃の縁日での思い出の味「ラムネ」です。

なんと、容器はペットボトルと同じ素材で作られているんですよ!!

私が保育園の頃は青いガラスの容器に入っていて、お祭りに行くと氷を沢山詰めた銀盥でキーンと冷やされていて、両親によく買って貰っていました。

あとは祖父母の家に帰省した時に、町内の駄菓子屋さんで見かけた記憶だったような・・・。

夏祭りや秋祭りの縁日での思い出が強く、こうして日常生活でも買い求める事が出来るようになっただなんて、そしてちゃんとビー玉も入っているだなんて・・・なんだか童心に帰ってしまいました☆

家庭的なのは容器の素材だけではありません。
価格も1本88円という嬉しい価格設定!

夏休みの思い出作りに家族で「おうちで縁日」なんてのも楽しいかも知れませんね。

有松山車会館へ

今日の名古屋市緑区は夏日でした。
今日は久し振りに地元緑区有松にある「有松山車会館」へ行きました。

「有松山車会館」には有松に3輌あるうちの1輌が特別展示されていて、本物の山車を観ながら、有松の山車まつりについて学ぶ事が出来る施設となっています☆
名古屋市には山車文化が沢山ありますが、名古屋市内の中でも、山車の展示をしている施設は「有松山車会館」だけなんですよね。

現在は「東町布袋車」が展示されていて、ガイドのお方の説明を聞きながら山車の歴史や魅力について学ぶ事が出来ます。

地元なので、何度も足を運んだ事があるのですが、何度行っても楽しいんですよね。
通常、山車まつりでは山車が動いていますし、観客も大勢いるのでゆっくりと造りや彫刻、からくり人形を観る事は出来ないんです。

通常、からくり人形が載っている2階部分(専門用語では上山部分)は物理的に同じ高さで観る事が出来ないですし、本来山車は神様の乗り物なので、上から覗き込む事は出来ないのですが、山車会館に展示されている間は「山車を知って貰う為」に上山部分を2階の展示室へ移動して、同じ高さから拝む事が出来るのです☆

2階の展示室では、山車の上山部分を同じ高さで拝める他、昔の祭礼用品の展示を観る事が出来たり、文献の展示もあります。

また、1階和室にあるモニターでは、有松の山車まつりの様子のDVD上映がされていて、当日の様子を満喫する事が出来ます。

今日は天気が良く、地元名古屋の誇る地方紙・中日新聞さんにて有松鳴海絞りの鯉のぼりが掲載されたのもあって、お子様連れの観光客の方々や地元のお子さんたちも山車会館に遊びに来てくれていました。

地元の子たちにとっては、赤ちゃんの頃から山車まつりと一緒に季節を過ごしているので、「山車会館はとても楽しい場所」なんですよね。

是非、この楽しさを1人でも多くの有松に訪れる人たちに知って貰いたいし、もっともっと多くの人たちに有松に出逢って欲しいなぁ・・・。

そう思いながらほっこりしたひとときを過ごさせていただきました。

#尾張の職人だがね

今日の名古屋市緑区は雨・・・折角満開を迎えた東海道の桜もこの雨でどうなる事やら・・・><

今日は、地元緑区有松を抜け出し、中区栄にあるナディアパークにて開催されている「#尾張の職人だがね」展へお伺いしてきました。

尾張名古屋が誇る仏壇仏具の技術を活かしたアクセサリーやインテリア雑貨の展示があり、伝統文化を現在のライフスタイルに沿った形式に変化を与える事で、地域の伝統工芸品の魅力の再発見をする事が出来ました。

今日は、仏具屋の職人さんたちとのご縁で建造された「童子車」というミニチュア山車のからくり人形実演とお囃子の披露があり、貴重な場面に遭遇する事が出来ました。

名古屋と言えば絢爛豪華な山車まつり文化。
その山車まつり文化を支える木偶師さんや、仏具師さんたちともお話する事が出来、大変貴重な1日となりました。

子供の頃からからくり時計やからくり人形が大好きだった私・・・。
最近ではお見掛けする機会が減ってしまいましたが、それこそ、私が保育園くらいの頃は名古屋の百貨店の時計コーナーへ行けばからくり時計や、市内の広場や大型商業施設の前に行けばからくり人形のモニュメントがいくつもありました。

時代の流れと共に需要が減り、時計コーナーもスタイリッシュなものへ、広場や大型商業施設の取り壊しや移転と共にからくり人形のモニュメントも撤退・・・残っていたとしてもメンテナンスが出来ない為、からくり人形は止まったまま・・・><

江戸時代のように、絢爛豪華な文化奨励の時代にするには大変な事ではありますが・・・どうか名古屋の誇る文化が衰退しませんように・・・代々託された精神を受け継ぎつつ時代にあった形で未来永劫受け継がれますように・・・そう思いながらからくり人形の実演とお囃子の披露を拝見しておりました。

春まつり

過日・・・地元名古屋市緑区有松の氏神・有松天満社で春季大祭(天神様の春まつり)が行われました。

当日は雨ではありましたが、パパやママに連れられた保育園くらいのお子さんから小中高生くらいの方々等いらっしゃっていて、賑やかな春の天満社になりました。

去年は神事のみだった春季大祭も、今年は少しずつ例年の姿を取り戻し、献書や縁日も行われていました。
町の先輩方の話によると、この献書、少なくとも半世紀の歴史があるようです。
春まつりの起源はわかりませんが、先輩方が小さい頃には既にこの献書の景色が天満社の境内にあって、献書の他にも、相撲の奉納や芝居の奉納があったそうです。
時代と共に、相撲の奉納や芝居の奉納はなくなってしまいましたが、唯一昔当時から引き継がれているのが「献書」なのだとか。
昔は地元の書道教室の生徒さんたちによる奉納だったそうですが、今では地元の小学5年生の生徒さんたちが奉納して下さっています。

奉納された献書は春季大祭をおさめた後、翌年の1月14日に取り行われる「左義長(どんど)」で丁寧にお焚き上げされ、諸願成就を祈願するそうです。

以前から、「天神様」に縁のある書道の奉納として「献書」があるのは知っていたのですが、こんなに歴史があったとは・・・知りませんでした。

さて、今年の春季大祭・・・通常であれば、梅の花が満開の季節なのですが、今年は気候が少し特殊のようで、梅の季節は過ぎて、桜の花を拝む春季大祭となりました。

桃の節句

今日の名古屋市緑区は、ポカポカ陽気な春の青空が広がりました。
今日は令和3年3月3日・・・3が3つ並ぶ日でもありますが桃の節句の日✨

現在では、女の子が生まれたら雛人形を贈り、自宅で初節句をお祝いし、毎年の桃の節句で雛人形を飾る文化になっておりますが・・・元来、桃の節句は「女の子の節句行事」ではなかったそうです。

正式には「上巳の節句」と呼ばれ、古代中国の文化と、日本の禊祓の思想等が融合した文化で、女の子の節句行事となったのは、平安時代以降なのだそうです。

その昔は、無病息災を祈願して、人形(ひとがた)を川に流したり(今でも流し雛の文化がある地域があります)、江戸時代以降は庶民の「人形遊び」の文化が入り混じって今の「お雛様」の文化になったのだとか・・・。

お雛様というと、飾り付けて愛でるもの、触ろうものなら両親に全力で止められてしまうイメージが大変強いのですが(私の2歳頃の記憶もそうです)、当時のお雛様はまさに「お人形遊び」のアイテムでもあったそうで・・・子供たちにとってより身近な存在だったそうです(ちょっと衝撃・・・)。

ちなみに、節句つながりで、一足早いですが、端午の節句についてもちらりと☆

実は、端午の節句も、現在では「男の子の節句行事」とされていますが、元来は田植えの季節を迎える前に行うお籠もりの行事から由来するもので、その行事は男子禁制とし、女性が行事を行う小屋にお籠もりをする事で穢れを祓っていたそうです。
その行事をとり行っていた日付が5月4日(端午の節句の前日)だったのだとか。

時代が武家社会に移り変わると共に、「端午の節句」は「男の子の節句行事」となり、勇壮に育ちますように、出世しますようにとの願いを込めて、鎧兜や鯉のぼりを飾り付けるようになったそうです。

いずれの節句行事も、子供たちの健やかな成長や明るい未来を祈っての行事でありますが・・・こんなに奥が深い歴史があったとは!!
これを知ると、日本の季節行事がもっと身近に感じる事が出来ますね。

春はすぐそこまで

昨夜の名古屋市緑区は冷え込んで、エアコンが欠かせない夜となりました。
風も強く、風の音が気になって眠れなかったくらい・・・。

さて、夕方の地元・東海道有松での事・・・。
買い物帰りで帰宅中、2歳くらいの男の子を連れたお婆ちゃまに遭遇。

現在、東海道随所には有松天満社春季大祭のポスターが貼り出されているのですが、そのポスターを眺めながら「もう春のお祭りの季節だねぇ」と仰っていました。

「おまつり?」
「そうよ、春になるとね、天神さんでお祭りがあるんだよ。ほら、いつもお正月の時にじぃじたちも一緒に行ったでしょ?」
「うん!」

なんだかほっこりする会話でした。
今年の春季大祭は3月21日(日)に執り行われます。
四條流庖丁式特別奉納やもちつき奉納・おふるまいは中止となりますが、各種御祈祷や地元の小学5年生さんたちによる献書等が執り行われるそうです。

まだまだこれまで通りの日常という訳にはいきませんが、少しでも春の有松を感じていただけたら、ほんのひとときでも季節を感じていただけましたら、幸いです。

名古屋の文化を満喫

今日の名古屋市緑区は朝からポカポカ陽気な1日でした。
いつもなら、腰の冷え予防に服に貼り付けるタイプのカイロを使用していたのですが、久々にカイロなしで過ごせる日となりました。

さて、今日は地元でのんびりモーニングを堪能した後、家族と車で移動し、名古屋市東区徳川町にある「徳川美術館」さんと「蓬左文庫」さんへ行って、地元名古屋の歴史文化にどっぷりな1日を過ごしておりました。

名古屋市の歴史がギュッと詰まった特別企画展の「張州雑誌」と「尾張徳川家の雛まつり」を堪能してきました。

私の記憶史上では今回初めての「徳川美術館」さんと「蓬左文化」さんなのですが・・・私の実家の両親曰く、「徳川美術館」さんについては、保育園就学前に1度祖父と共に毎年この季節に開催の「尾張徳川家の雛まつり」へ行った事があったらしいのです・・・。

ただ・・・本人である私にはその全くその記憶がなく、その当時が判る記念写真等も残っていない為、記憶の手がかりは両親からの証言のみ・・・。
なので、事実上今回初の「徳川美術館」さんになります。

さて、特別企画展の感想ですが・・・とにかく凄い!

当時の尾張藩内での行事等を色鮮やかに描かれた貴重な資料やその解説に、ただただ驚きの連続でした。

また、当時の祭礼の様子も鮮明に描かれていて、資料を通じて当時の祭礼や人々の活気が伝わり、改めて尾張藩の祭り文化の華やかさに心を惹き付けられました。

同時開催で、本日より始まった「尾張徳川家の雛まつり」も絢爛豪華なお雛様や、初公開の貴重なお雛様の展示もあり、気分はすっかり春を堪能✨

すっかり尾張の歴史文化に魅了され、蓬左文庫さんで「張州雑誌」の図録と、「猿候庵日記」の資料を購入してしまいました♬
これでまたひとつ、我が家の家宝が増えました^^