今日は7時ちょっと過ぎに名古屋市緑区有松を飛び出しまして、ぶらり名鉄電車で豊田市で毎年10月第3土日に開催される拳母祭りへ行ってきました。
かれこれ5年以上お伺いしているおまつりで、地元・緑区有松でお世話になっている大先輩の姪っ子さん家族が参加しているおまつりでもあります。
今年はそんな大先輩からの重大ミッションもありつつ、拳母祭りへお伺いしておりました。
到着と共に、大先輩からの重大ミッションをコンプリートさせ、いざおまつりを満喫。
この地域は、兎に角走る、走る、走る。
山車の構造上、山車の前方に結わえられている引き綱の遠心力を使って山車の方向転換をするため、移動時は大阪のだんじりのように走るのです。
と言っても、大阪のだんじりほどの速度は出さないのですが、名古屋の山車まつり文化の人たちからすると「走る」イメージでして・・・。
大先輩の姪っ子さん家族が携わっているのは喜多町組さん。
山車も大きく、七福神の刺繍がされている立派な大幕が飾られています。
若衆さんたちの威勢の良い掛け声と共に、駅前やご町内を賑やかに駆け抜けていました。
姪っ子さんのお子さんも気が付けば今年で中学2年生で、現在は山車の中で笛を吹いています。
私が出会った時はまだまだ保育園だった頃で、ママ(姪っ子さん)やおばあちゃん(大先輩のお姉さんでもある)に手を引かれながら山車を見ていたり、山車の引き綱の先頭で一生懸命山車を引っ張っていましたが、気が付けば立派な青年になっていました。
また、ご主人さんもお囃子をやっていたのですが、現在は綱元という重大なポジションを任せられていました。
おまつりにお伺いしていると、時折こうして月日の流れを実感しますね。
今年もこうしてお伺いできた事が嬉しい・・・そんな10月第3週の土曜日でした。

そんな秋季大祭ではありましたが、東町の山車である「布袋車」が天候の合間を縫ってからくり実演をおこなってくれ、ちょっとだけ山車まつりの雰囲気を味わう事が出来ました。
気候が比較的例年よりも過ごしやすいタイミングだったのか、
今年はゆっくりめの散策だったので、パレードや催し物を見る事なく過ごしてしまったのですが、地元の友人の勧めで呈茶へ。
私も、神社さんにお詣りを済ませ、知り合いの方々にも挨拶を済ませた後、ふらりとキッチンカーブースへ向かいました。
さて、そんな平日ど真ん中の水曜日。
その由来も、一番楫を取った若者は乙川一番の美人さんをお嫁さんにできるという云われがあるからなのだそう。