おこしもん作り

今日の名古屋市緑区は綺麗な青空が広がりました。
今日は午後から地元・緑区有松でおこしもん作り体験に参加しておりました。

「おこしもん」とは・・・愛知県の桃の節句に出される郷土料理で、「おこしもの」「おこしもち」等とも呼ばれています(ちなみに、私の実家があった知多地域では”おこしもの”と呼ばれていました)。

熱湯でこねた米粉を鯛や桃、扇等の木型に入れて成型し、食用色素で着色後、蒸し上げた和菓子です。
名前の由来は「木型に入れた生地を起こすから」「木型に押し付けるから」等と諸説あります。
木型も様々なものがあり、私の住んでいた知多地域では俵や毬の型もありました。
保育園時代からの幼馴染の実家に行くと、旧家だったのもあり、代々受け継がれてきた様々な種類の木型が並べられていたのを記憶しています。

今日は地元のNPO法人コンソーシアム有松さん主催で、木型の中には一般的なおこしもんの木型に加え、有松ならではの木型もありました。
緑区のマスコットみどりっちの木型や、地元のお祭りをイメージしたデザインの木型、屋根神様である鍾馗様の木型、そして唐松絞りの木型・・・✨

また、通常、おこしもんは赤・黄・緑の食用色素で彩るのですが、藍染をイメージしてなのでしょうか、赤・黄・緑の他に特別に青の食用色素(いずれも天然色素)も用意され、有松らしさがグッとアップするおこしもん作り体験でした。