有松山車会館へ

今日の名古屋市緑区は夏日でした。
今日は久し振りに地元緑区有松にある「有松山車会館」へ行きました。

「有松山車会館」には有松に3輌あるうちの1輌が特別展示されていて、本物の山車を観ながら、有松の山車まつりについて学ぶ事が出来る施設となっています☆
名古屋市には山車文化が沢山ありますが、名古屋市内の中でも、山車の展示をしている施設は「有松山車会館」だけなんですよね。

現在は「東町布袋車」が展示されていて、ガイドのお方の説明を聞きながら山車の歴史や魅力について学ぶ事が出来ます。

地元なので、何度も足を運んだ事があるのですが、何度行っても楽しいんですよね。
通常、山車まつりでは山車が動いていますし、観客も大勢いるのでゆっくりと造りや彫刻、からくり人形を観る事は出来ないんです。

通常、からくり人形が載っている2階部分(専門用語では上山部分)は物理的に同じ高さで観る事が出来ないですし、本来山車は神様の乗り物なので、上から覗き込む事は出来ないのですが、山車会館に展示されている間は「山車を知って貰う為」に上山部分を2階の展示室へ移動して、同じ高さから拝む事が出来るのです☆

2階の展示室では、山車の上山部分を同じ高さで拝める他、昔の祭礼用品の展示を観る事が出来たり、文献の展示もあります。

また、1階和室にあるモニターでは、有松の山車まつりの様子のDVD上映がされていて、当日の様子を満喫する事が出来ます。

今日は天気が良く、地元名古屋の誇る地方紙・中日新聞さんにて有松鳴海絞りの鯉のぼりが掲載されたのもあって、お子様連れの観光客の方々や地元のお子さんたちも山車会館に遊びに来てくれていました。

地元の子たちにとっては、赤ちゃんの頃から山車まつりと一緒に季節を過ごしているので、「山車会館はとても楽しい場所」なんですよね。

是非、この楽しさを1人でも多くの有松に訪れる人たちに知って貰いたいし、もっともっと多くの人たちに有松に出逢って欲しいなぁ・・・。

そう思いながらほっこりしたひとときを過ごさせていただきました。